Newspaper in Education 1年総合「情報とメディア」

副校長より

1年生総合学習入門では、いま「国際理解」「東大探検」「情報とメディア」
のテーマで3クラスがローテーションしながら学んでいます。
本日のA組は「情報とメディア」に東京新聞編集局の鈴木賀津彦さんをお迎えし、
新聞で学ぶ2時間。その1時間目にお邪魔してきました。

まずは本日(2020.1.31金)付の朝刊を一人ひとりが読み、気になる記事をピックアップします。
そして、4人グループでお互いがどこに注目したかを話し合います。
どうやら1面以外にも数ページに掲載されていた「新型肺炎」に関する記事が
多くの生徒の心に引っかかった様子です。

続いて「それ以外の記事では?」ということで、読者の投書欄が気になった人が。
東京新聞の場合、この「発言」欄が「若者の声」特集になるのが偶然にも金曜日だったため、
みんな開いてみて、自分たちと同世代の声に興味津々。
「満員電車を当たり前と思うのはどうか」という高校生に共感する声や、
中高生がSNS以外にもこういう形で自分の意見を発信できるシステムを
新鮮に受け止める声も。鈴木さんから「ここに注目してもらえたのは嬉しい。
予定になかったけど、あとで皆で投稿を書いてみない?」という提案も。

「どう?みんなで一緒に読んでみて」との問いかけに
「野球のニュースなんて普段接しないけど、興味のある人の話を聞いて面白いと感じた」
「おなじニュースに興味を持った人の考えを聞けた」などのこたえが返ってきました。

「そうなんですよね。一人で読むのもいいけど、こうして友達やあるいは家族と
一緒に新聞を読むことで、いろんな興味や考えと出会うことができる、そこがいいですね。」
残念ながら2時間目の様子を見ることはできませんでしたが、とても興味深い時間でした。(文責:淺川)

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