ブログがつないだ縁 「学士会」と56回大竹さん
[いきいき卒業生] 投稿日時:2022/03/07(月) 18:29
つい先日のことです。「学士会」の事務局からメールが舞い込みました。
このブログを愛読されている女性で、米田圭織(こめだかおり)さんという方でした。
東大附属に48回生として入学されたものの、ご家族の転居で1年だけの在学で
北海道へ転校されたのが悲しくて悔しくて、それだけに想いを募らせて
このブログを懐かしんでみてくださっていたようです。
そして、以前ブログで紹介した56回生の大竹亮峰さんの記事(PTA会員はこちらからご覧いただけます。会員以外の方はがんばってスクロールして2020/06/09(火)の記事をみつけてください)
に関心を寄せてくださり、思い切って連絡を取ってみたそうです。
そしてこの1月末の「学士会」のイベントでアトリエ見学会を企画、実現されました。
その時の様子が「学士会」のウェブサイト(こちら)に報告されています。
さらに最新情報として、政府・各省庁が関わる国際的な展覧会に大竹さんの作品が
出展されることもお知らせくださいました。(ART FAIR TOKYO 2022)
20022.3.11~13 有楽町国際フォーラムです!
さてこの学士会、本校の歴代校長先生や歴代学部長先生の中にも
会員が何人もいらっしゃるそうなのですが、旧帝国7大学出身者の親睦団体だそうです。
何よりも有名のなのが、1928年築の「学士会館」。昭和初期を代表する名建築です。
関東大震災の教訓をいかし当時では極めて珍しい耐震・耐火の鉄骨鉄筋コンクリート造りですが、
建築探偵:藤森照信 東大名誉教授によりますと、その重厚なたたずまいとモダンな雰囲気は
「セセッション」といって20世紀初頭のウィーンでおこった様式で、
全体をシンプルにまとめながら部分装飾に凝るものだそうです。
内装も当時のスタイルが継承されていて、結婚式など各種イベントで利用できるそうです。
映画やドラマで使われることも多く、「半沢直樹」が土下座するシーンなどもここで撮影されたそう。
「一般の方の見学もでき、レストランやバーもあるので神田方面においでの際は気軽にお立ち寄りください」ということですので、ちょっとおしゃれしていかがでしょう?
※ 半沢直樹の真似をして写真を撮りたいときには、周囲の方の迷惑にならないようにお願いします。また、「半沢ルーム」は貸し切りになっていて見学できない場合もありますので事前にご確認ください。
(文責:淺川)