56回生の木彫家 大竹亮輔さん、またニュースに [いきいき卒業生]

校長・副校長より

他に類をみない超絶技巧と気の遠くなるような細やかな作業で、木彫界で注目を集める大竹亮輔(雅号:大竹亮峯)さんが「竹の水仙」で話題になっています。江戸の名人、左甚五郎が宿賃がわりに、水をやると花が開く竹細工の水仙を拵えたという落語のネタから、その再現を試みた作品です。


一枚の写真だけではわかりにくいので、同級生の正田真也さん制作の動画に見とれてください。
https://player.vimeo.com/video/267410199

2020/06/08配信の紹介記事のリンクを貼ります。こちらから

史実かどうかも、もちろんその仕組みについても何一つ明らかでない「竹の水仙」に、柔軟な発想と粘り強い試行錯誤で果敢に挑んだわけです。


在校生向け進路講話で、自身の作品について語る大竹さん。


大竹さんを一躍有名にしたのは、2014年に東急百貨店の木彫展で高村光雲作品と並ぶ目玉となった海老です。
その後も蟹やトンボ、羽化中の蝉など、次々と話題作を発表しています。こちらは2017年の作品。


すべての関節が、ホンモノの海老さながら自在に動きます。
明治期、それまでの鎧などの制作技術を活かした「自在金物」が、日本の工芸水準の高さを示し国際的な評価を浴びますが、曲げも溶接も自由な金物と違い、削り出すしかない木彫では絶対に不可能といわれていました。

正田さん制作の動画(自在海老第一作)はこちら。
https://www.youtube.com/embed/nD53blQl1no

テレビ東京「美の巨人たち」で取り上げられた際の記事です。気になったかたは是非動画を探し出してみてください。|

Posted by forschool@