3人目のタカラジェンヌ誕生!
この3月に卒業した69回生奥山映美(おくやま えいみー)さんが宝塚音楽学校の入学式を迎えましたが、なんと108期の新入生総代ということで挨拶を行い、その記事が配信されました。
(写真や記事の転載等は、ご本人たちに迷惑がかかりますので絶対におやめください。学校のウェブ限定ということで許可を得ています。)
新聞各紙にも掲載されましたが、TVのニュース画像はこちら。
奥山さんは生物部員としても「音楽の種類がマウスの行動に変化を与えるか」という研究で、日本進化学会2019年大会高校生ポスター発表優秀賞を受賞・第9回高校生バイオサミットでは山形県教育長賞を受賞するなど成果を上げています。大学にも合格していましたが、前々からの夢であった宝塚音楽学校への合格が決まり、入学式を今かいまかと待ち望んでいました。
生物部員としての活躍の様子はこちら。
68回生の岸野紘大さん・小林千紘さん、同級生の69回生の大友沙羅さんとともに座談会に臨んでいます。
69回生といえば奥山さんと同じクラスだった葦沢咲(あしざわ さき)さんが、一足早く音楽学校を卒業し「夏希真斗:なつきまなと」として花組に配属され舞台を踏んでいます。宝塚105期生のなかでは男役トップの成績で、「歌劇」にも座談会で登場するなど将来を嘱望されています。
そして、そのひとつ上の104期生では、66回生の内西麻瑚(うちにし あこ)さんが、娘役の「麻花すわん:あさはなすわん」として雪組で活躍中。TwitterやInstagramでは大量の画像が出回り、中国でも評判になっているようです。
宝塚歌劇団で、ステラ・アドラー演劇やリンクレイターヴォイスワークの講師をつとめる登坂倫子先生(元宝塚星組の娘役 乙原愛さん)によれば、「すわんは、どんどん出てくると思うよ。あっしーちゃんもそうだけど、東大附属の二人は知的な理解がすごく深いところまで行くの。生徒はさ、入学前からずっと習い事してきた子ばかりだから、こちらが投げかけたことを受け止めるのが精一杯どころか、入学前の自分から離れられない子もいたりするのよ。でも、あの二人はそれぞれタイプが違うけど…とても素直ですーっと入っていくのね。それでその先もずっと自分と向き合いながら、探り続けていける感じ。とても楽しみよ。」ということです。
オマケ:登坂さんがなぜ、二人のことを気にかけてくれていたかというと…
40年前に植え込みに坐る前期副校長と、向こうで体育祭の振り付けをしている
登坂さんが高校の同級生なのでした。