後期始業の1日でした

副校長より

本日10月7日は、2020年度の後期始業式。
銀杏祭が例年とかなり異なる形でしたので、
ほとんど片付けが終わっていたため、
1~6限を通常授業とし、7限をリモートでの始業式としました。

総合教育棟の実習実験室・職員室と
各教室をZoom でつなぎ、リアルタイム配信です。

校長先生には、本郷の研究室からご挨拶いただきました。
旧制高校の学生がどのように自分探しをしたのか、
当時のベストセラーなどご紹介いただき
「目の前のことを、ひとつひとつ丁寧にやっていきましょう」と
呼びかけてくださいました。

生活指導部長からは体育祭・銀杏祭における
生徒会や幹部学年のリーダーシップ、
そして各学年の創意工夫について
「素晴らしかった!」と評価があり、

「仲間とぶつかってしまったり、しでかしちまった!
という人もいると思いますが、それでいいんです。
失敗に学ぶことこそが、中高生の大事な成長の機会なんです。
コロナ禍のもとで苦労は多かったと思いますが、
取り組んで良かったよね。東大附属には、
やはりこうした行事が欠かせないと思います。」
とエールがおくられました。 

こんなかたちでモニターされます

 続いて、この前期末をもって退職される
図書館司書の樋高さんからご挨拶いただきました。
数年間の東大附属生活が、いかに楽しく充実したものだったか、
利用してくれた生徒の様々な姿を紹介してくださりながら、
その一人ひとりに語りかけるように
「図書館はいつもあなたのそばにあります、
どうぞご利用ください」と締めくくられ、
図書委員長の延命杏咲実さんから花束が贈られました。

樋高さんは新しくおみえになった井上さんとの引き継ぎのため
10月16日までは、図書館にきてくださいますが、
早速別れを惜しむように先代の図書委員長などが挨拶に。

こちらが新任の井上さん。
実は数年前まで、本校の事務補佐員をしてくださっていました。

その頃は事務系の女性はお昼ご飯を図書館でとられることが多く、
当時の司書さんたちと図書館を利用する生徒たちの様子を見るうち
一念発起して、司書の資格を取られ、
前期までは慶應女子の図書館にお勤めでした。

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そして今日から後期教育実習が始まりました。

実習生代表の教育学研究科博士課程 若林さん

今回は東大生・大学院生18人に加え
本校54回卒業生の北川はるかさんが、美術科の実習に。
これから東大生の少ない教科を中心に
少しずつ母校実習を受け入れていきます。

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放課後には4年生の進路講話が。
今回は大手予備校の方に来ていただいてお話しいただきました。

(文責:淺川)

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